全面的なユーザインターフェイスのローカライズとテスト
クラウドベースの場合もオンプレミスの場合も、ソフトウェアアプリケーションを世界中のユーザに向けてローカライズする必要があります。しかし、ソフトウェアのローカライズは単にテキストを翻訳すればよいわけではありません。
当社にはさまざまなリソースファイル形式に関する専門知識があるため、テキストを翻訳用に解析したり、ただちに使用できるファイルとして提供したりすることが可能です。テキストのコピー&ペーストや手動インポートは不要です。
SimulTransは、SaaS、デスクトップアプリ、モバイルアプリに対して、以下のような全面的なローカライズサービスを提供します。
- インターフェイス文字列やユーザに表示されるすべてのテキストの翻訳
- 開発者との共同作業により、改行やロケール独自のテキスト例外など、詳細な点にも対応
- ローカライズされたアプリケーションのテストを行い、文脈に合った言語の正確さを確保し、国際化のバグを検出
プロセス
- 1.翻訳プロセスを始めるには、 ファイルをアップロードし、無料見積りを受け取り、この見積りを承認します。
プロのヒント: お客様のファイルリポジトリへのコネクタを使用すると、進行中の翻訳ニーズに合わせてより迅速かつ容易にコンテンツ転送プロセスを行うことができます。 - 2.SimulTransのプロジェクトマネージャが、お客様のソフトウェアに最適な対象分野の専門のリンギストを選定します。
- 3.SimulTransがお客様のスケジュールに合わせて、コンテンツをご要望の言語に翻訳します。
- 4.SimulTransのレビュアーが、コンテンツの用語の正確性と言語の文体をチェックします。
- 5.SimulTransが翻訳結果を元のソース形式に組み込んで各ファイルの整合性をチェックし、翻訳対象のテキスト周辺のすべてのコードやキーが原形を保っていることを確認します。
- 6.お客様がファイルを受け取ってアプリケーションをコンパイルした後、SimulTransがテストを開始してレポートを作成します。ローカライズされたソフトウェアのリリース準備ができたことが確認できたら、プロセスを終了します。
- 7.更新が必要な場合、または翻訳するコンテンツが他にもある場合、SimulTransは翻訳メモリを使って同じテキストを2回翻訳するためにお客様にお支払いが生じないようにします。
ソフトウェア翻訳サービスの長期的なパートナー
SimulTransは、企業の成長や変化に応じてあらゆる翻訳のニーズを満たすことができるので、多くの主要ブランドから支持を受けるソフトウェアローカライズのパートナーとなっています。
当社の経験豊富なチームは、お客様と協力してニーズに合った最適なソリューションを見つけます。この柔軟性のある、実践的な姿勢が、お客様満足度97%を実現し、1984年以来業界のリーダーであり続ける理由です。
SimulTransとパートナーを組むメリット:
- 資料を翻訳するために使用するツールやテクノロジには、追加費用が一切かかりません。
- 常にニーズに合った費用対効果のもっとも高いソリューションを提案します。
- 翻訳メモリによって、作業の不必要な繰り返しが減るため時間とコストを節約しつつ、一貫性も保たれます。
- すべてのプロジェクトがSimulTrackerポータルで管理されるため、チーム間の共同作業が改善されます。
- 当社のシステムをお客様のシステムに接続することで進行中の翻訳プロジェクトを自動化し、作業をスピードアップするとともに、管理ニーズを低減します。
競合他社を比較対象にした翻訳プロセスのベンチマーキング
その他のヒント
翻訳管理システムに関するヒント
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よくある質問
ソフトウェアのローカライズにはどのくらいの費用がかかりますか?
費用は言語によって異なり、通常対象国の生活費に比例します(例えば、中国語(簡体字)への翻訳は、スウェーデン語への翻訳費用の3分の1程度です)。SimulTransは、翻訳メモリを活用することで繰り返し登場するテキストに応じて割引をいたします。
どの文字エンコードをソフトウェアファイルで使う必要がありますか?
エンコード標準を選択する際の目標は、すべての対象言語の文字セットをサポートすることです。世界中の言語をサポートするエンコード(通常はUnicode形式)を推奨いたします。ソフトウェアの文字列は多くの場合、UTF-8またはUTF-16を使用してエンコードされます。
ソフトウェアのローカライズにはどのくらい時間がかかりますか?
プロジェクトの予定は、ワード数、プロジェクトの複雑さ、チームのサイズによって異なります。翻訳者は通常、1日約2,000ワードの速さでソフトウェアを翻訳します。SimulTransでは複数の翻訳者が同時に作業を行うため、お客様の予定がターゲット言語の数に左右されることはありません。
翻訳チームの規模を変更することで、ほぼすべての予定に対応することが可能です。通常のチームは、言語ごとに3名の翻訳者と2名のレビュアーで構成されますが、言語ごとに100名以上の翻訳者が関わるプロジェクトもあります。
プロジェクトに翻訳後のエンジニアリングビルドとテストが必要な場合は、スケジュールに時間の余裕を持たせてください。
ローカライズに特に適しているソフトウェア文字列形式は何ですか?
基本的には、すべての外部化された文字列がローカライズに適しています。好ましいのは、プログラミング言語にハードコーディングされた埋め込み文字列ではなく、別個のリソースファイル内のユーザインターフェイス テキストです。
当社ではプロパティファイル内のキーと値のペア、XML、JSON、YAML、iOS .string、Android文字列XML、POファイル、XLIFF、その他さまざまな形式のソフトウェア文字列に対応しています。
また、PHP、JSP、ASPX、JavaScriptなどのアプリケーションファイルに埋め込まれた文字列を解析してローカライズすることもできます。ローカライズ対象の値に一貫性のある区切り記号が付けられていれば、翻訳対象のテキストを特定して対象言語バージョンを作成するのが容易になります。
ローカライズされたアプリケーションをどのようにテストすればよいですか?
ソフトウェアをターゲット言語で再コンパイルした後、以下のような複数のタイプのローカライズテストの実施をお勧めします。
- 言語テスト:文脈に応じて用語を正しく使用していることを確認します。
- ユーザインターフェイスのテスト:ソフトウェアの表示と動作がユーザの視点から見て正しく、コントロールの文字列が途中で途切れるような箇所がないことを確認します。
- 国際化テスト:さまざまな文字セットで正しいユーザ入力になるかどうかを検査し、ロケール固有の情報(日時形式、通貨、数値、並べ替えなど)が正確に表示および処理されることを確認します。
- 機能テスト:元のソース言語ソフトウェアのテスト用に作成したテスト計画とスクリプトを使用して、ソフトウェア動作が正しいことをチェックします。
- 互換性テスト:対象言語のオペレーティングシステムとローカライズされたサポートアプリケーション(ブラウザなど)を使用して、ローカライズされたソフトウェアをテストします。
SimulTransは、これらのテストを組み合わせて単一のテストパスとして完了することができます。