SCORMはeラーニングシステムにおけるeラーニングコンテンツへの広いアクセスを目指しています。コンテンツを蓄積および配信し、どのようなデバイスからも、学習者がアクセスできるようにしています。
SCORMに準拠したeラーニングコースでは、各ユーザに関して以下の記録を残すことができます。
SCORMに準拠したパッケージはZIPファイルですが、「パッケージ インターチェンジ ファイル(PIF)」として知られ、以下を含んでいます:
オーサリング・ツールを利用してSCORMパッケージを作成でき、LMSを通じてそれを配信することができます。 Eラーニングコースに使用できるフォーマットのバリエーション(Word、ビデオ、PowerPoint、PDFなど)は、オーサリング・ツールによって異なります。しかしながら、最新のオーサリング・ツールであれば、コンテンツをXLIFF ファイルにエクスポートすることが可能です。
XLIFFファイルは、ローカリゼーション業界で最も広く使用されるCATツールに対応したファイルです。このフォーマットはエクスポート/インポートのプロセスをスムーズにし、翻訳完了後、翻訳されたファイルをインポートするだけで、準備完了となります。
SCORMに準拠したeラーニングコンテンツを使用する利点は多数あります:
チームが既に開発したコースコンテンツから、SCORMパッケージを作成する必要がある場合もあるでしょう。SimulTransは、既存のeラーニングコースのコンテンツをまずSCORMに準拠したコースに変換し、それから必要な言語に翻訳します。
SCORM作成のプロセスをアウトソーシングすることにより、お客様のeラーニングコースを、コンテンツを再利用して別々のアセットからSCORMに準拠した1つのコースに再構築することができ、時間とお金の節約にもなります。