FileInfo.comによると
「SRTファイルとは、SubRipファイル形式で保存された字幕ファイルのことです。DivXやDVDなど複数の動画形式でサポートされており、さまざまな動画再生プログラムで使用されています。SRTファイルには、字幕に関する情報(字幕の表示順を示す連番、開始・終了のタイムコード、字幕テキスト)が含まれています。」
字幕は通常、動画や映画などの音声を文字に起こして翻訳し、他の国の人々が内容を理解できるようにするために使用されます。画面の下部中央に字幕が表示されることが一般的ですが、人物の名前や肩書など動画内に既に表示されているテキストに被らないように表示位置を調整することもあります。
以下に、SRTファイルの例を示します。
1
00:00:03,456 --> 00:00:09,582
SimulTransの最新動画へようこそ
2
00:00:10,001 --> 00:00:11,032
この動画でご紹介するのは…
青字で示しているのは字幕が表示される順序、赤字で示しているのは字幕が表示/非表示になるタイミングを示すタイムスタンプで、形式は「時:分:秒,ミリ秒」です。
上記の例の場合は、「SimulTransの最新動画へようこそ」というテキストが3.456秒に表示され、9.582秒に消えます。
SRTファイルを扱う際に考慮すべき点がいくつかあります。
元の動画のSRTファイルはお持ちですか?SimulTransでは、タイムスタンプを変更せずに、ファイル内のテキストの部分だけを翻訳できます。
SRTファイルをお持ちでない場合は、SimulTransで動画の音声を文字起こしして、タイムスタンプの付いたSRTファイルを作成することができます。
SRTファイルを作成したら、別の担当者が内容を見直し、すべてが正しく入力されているか、また、タイムスタンプが正確かを確認します。
SimulTransでは、ほとんどの言語で、ゴシックなどのサンセリフ体を使用します。その理由は、動画形式では、明朝などのセリフ体よりもサンセリフ体のほうが読みやすいからです。
ただし、ご希望があれば動画プロジェクトで使用する特定のフォントをご指定いただくことも可能です。プロジェクト開始時に、指定のフォントをお知らせください。
字幕テキストをはっきりと読めるようにするため、フォントサイズは60以上にする必要があります。そのため、字幕は最大で2行に収めることをお勧めします。
3行以上になると、動画の大部分が字幕テキストに使われることになり、魅力的な動画になりません。
字幕の例 |
キャプションの例 |
うわぁ!ありがとう。 |
[驚いて息をのみ] うわぁ!ありがとう。 |
製品の種類やターゲットとする視聴者に応じて、字幕あるいはキャプションを付けて動画をローカライズできます。
どちらをご希望ですか?
東京を拠点とする音声翻訳者と字幕エンジニアのチームがお手伝いいたします。